成人・小児矯正歯科

成人・小児矯正歯科

矯正治療とは

矯正治療とは
自分の歯で一生噛めるようにするためには、虫歯や歯槽膿漏にならないように日頃の注意(歯みがきの励行・定期検診)が必要です。

昨今の日本では、食生活の変化から顎の発育が悪くなり不正咬合になる子供が多くなってきています。
不正咬合の場合、物をよく噛めないばかりか、磨き残しから虫歯や歯槽膿漏にもなるリスクも増えます。

また、心理的にもコンプレックスをもちやすく、心身の発育に悪い影響を及ぼします。 矯正治療を行って、美しい笑顔とキレイな歯並びになり、心身ともに健康になっていただきたいと思います。

不正咬合(悪い歯ならび)が心身に与える影響

  • 歯磨きが上手にできないため、むし歯や口臭の原因になりやすい
  • 食べ物を上手く噛むことができない
  • 発音が悪くなり、上手にしゃべることができない
  • 全身のバランス(姿勢)が悪くなり、頭痛やスポーツなどに影響がある
  • 歯並びが悪いことに心理的ストレスを感じる場合がある
  • 見た目が悪いということだけではなく、日々の生活から健康に悪影響を及ぼす可能性がある

矯正装置の種類

メタルブラケット
メタルブラケット
もっとも一般的な矯正具です。金属製のメタルブラケットは丈夫なので、多くの不正咬合の種類に対応することができます。

また、他の装置に比べて安価なため、治療費を抑えることができます。最近では、矯正具自体が小さくなっているので目立たなくなっています。
セラミックブラケット
セラミックブラケット
セラミック素材で出来ているので耐久性、審美性に優れています。見た目がきれいなので女性に人気の矯正具です。

歯を抜かない矯正

口腔外科的な矯正は、数本の歯を抜いて、歯の生えるスペースを作るという考え方で治療を進めますが、当院では歯を抜かない床矯正を行っております。

床矯正とは?

床矯正とは?
発育途中にある子供の「あごの骨」を正常に発育させ、歯を抜かずに「自然に」美しい歯列にする矯正治療です。

口腔外科的な矯正は、数本の歯を抜いて、歯の生えるスペースを作るという考え方で進められますが、その治療方法の場合、普通に並ぶことができるはずの歯を抜いてしまうことなど、大きなデメリットがありました。

床矯正では、余分な歯を抜いたり、ワイヤーなどを使って歯を無理やり整列させるのではなく、あごの発育を促進させることで、自然に歯ならびを整えることができるのです。

床矯正治療を行うタイミング

床矯正治療を行うタイミング
適用年齢は5~10歳です。4歳以上であれば治療が可能ですので、気になった時点で早めにご相談下さい。

早い段階での矯正は、骨格の成長を正常な成長曲線に乗せやすいため、結果的に治療が早く済み、費用を安く抑えることができます。

また、成人していても治療は可能ですので、当院へご相談ください。

床矯正プレートの特徴

床矯正の装置は、可撤式床矯正装置なので、好きなときに取り外すことができます。

装置をつけていると発音がしにくい他、食事の時も大変です。
小さなお子様はもっと大変だと思います。

もちろん普段はつけたままでいてもらいますが、音楽の時間や就職面接、電話の対応時など、どうしても装置が邪魔になってしまうときは外してしまってかまいません。

矯正治療の流れ

[STEP1]  精密検査
より詳しい情報を知るための検査として、診断に必要な歯の型、顔や口の中の写真、レントゲン写真、その他の診断用資料の検査を行います。お口を拝見し矯正治療の概略や可能性についてご説明します。納得のいくまでご相談ください。

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[STEP2]  診断
検査結果をもとに治療プランの詳細をお話いたします。十分にご説明をさせていただき、患者様のご希望をお聞きした上で適切な治療方針を決めていきます。診断の結果にご納得頂いた上で受診されるかどうかをご判断いただきます。

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[STEP3]   装着
一般的に初めの数回は装置を取り付けるため、 少なくとも60分~120分ほどのお時間をお取りしています。

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[STEP4]  治療開始
設置後は、3~6週間に1回のペ-スで通院して頂きます。治療内容にもよりますが、一回の処置はおおよそ30~50分程度です。個人によって異なりますが 成人の場合矯正治療終了まで約1.5-2.5年程かかります。

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[STEP5]  保定治療
歯の移動が完了し、希望の位置に歯並びが揃ったところで、矯正期間は終了します。
しかし移動したばかりの歯は数年かけて定着させないと再び元の場所に戻ってしまいます。
そのため、動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。通院は2~6ヶ月に1回となります。